[ SIGMAで写真を楽しむ人の、とっておきのフォトファイル ]

「おいしそう」も「まずそう」も
感じたとおりに写し出す

武井義明さん編集者

僕は写真のプロではないので、カメラ選びにおいて仕事での機動性や汎用性を考える必要がありません。ならばとことん趣味に徹し、自然光で自作の料理を撮るのに最適なカメラを選ぼう、とSIGMA SD1 Merrillを使い始めました。普段はSIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Artを付けていますが、SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DGを使うことも。SD1は、その料理に対して自分が感じたとおりに写ります。「おいしそう」「よくできた」、逆に料理に失敗した時は、あからさまに「まずそう」に。最初は記録のために撮り始めたのですが、「記録」と「表現」の境界は、使っているうちにどんどん曖昧になりました。プロの友人いわく「これは一眼レフというより、中判カメラの小型機だ」。なるほどそんな印象です。

武井義明

編集者

1966年生まれ。旅行ガイドや情報誌などの編集を経て「ほぼ日刊イトイ新聞」編集者に。2012年に写真家・菅原一剛氏と二人展を開催。

Share on social media