[ SIGMAで写真を楽しむ人の、とっておきのフォトファイル ]

一つのレンズで、
こんなに自由になれる

大平一枝さんエッセイスト

SIGMAというメーカーは以前から気になっていたのですが、実際に使い始めたのは2年前。愛用しているのは、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM|ArtとSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM|Contemporaryの2本です。初めて使ってみた時には、「一つのレンズでこんなに自由にあれこれ撮れるのか!」と驚きました。レンズはもっとこまめに取り替えなければいけないものと思い込んでいましたので。それと、一眼レフに慣れていない私でも使い方が分かりやすく、撮るのが楽しくなったんですよ。今は「東京の台所」という連載のため、器や料理など、ひたすら台所とそこにあるものを撮っています。私のSIGMAはそれ専用。私のような門外漢でも、狙ったものを狙ったとおりにクリアに映し出してくれる。頼れる相棒です。

大平一枝

エッセイスト

1964年生まれ。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの・こと・価値観をテーマに執筆。新刊は「紙さまの話」(誠文堂新光社)。朝日新聞デジタル&w(http://www.asahi.com/and_w/)に「東京の台所」(撮影・文)を連載中。昨年、平凡社より書籍化された。

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