CP+2019 出展レポート
SIGMAは、2019年2月28日(木)から3月3日(日)までパシフィコ横浜で開催されたカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+ 2019」に出展しました。
今年のブースの様子と発表についてお伝えします。
text: SEIN編集部 / photo: Tsutomu Sakihama
Lマウントシステムの拡張性をグラフィックで紹介
2018年に発表された、ライカカメラ社、パナソニック株式会社、SIGMAの3社による『Lマウントアライアンス』。共通マウントがもたらす撮影システムの拡張性を、ブース正面に10mにわたる巨大なグラフィックを展開し、紹介しました。
フルサイズカメラ対応のArtラインレンズに
Lマウント用のラインアップ追加を発表
SIGMAは、フルサイズカメラ対応のArtラインレンズにLマウント用を追加し、順次発売します。対応マウントの追加にあたり、Lマウント用交換レンズ専用にAF駆動方式や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを開発。
高速AFの実現に加え、AF-Cモード、カメラ内手ブレ補正機構、カメラ内収差補正機能にも完全対応しています。ラインアップは現在発売している14mmから135mmまでのArtラインのフルサイズ用単焦点レンズ11本の予定です。
製品ラインアップなどの詳細についてはこちら
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/service/l_mount/
Lマウントの拡張性を高める新コンバーター
SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21を発表
SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21は、SIGMA SAマウント用交換レンズ、およびSIGMA製キヤノンEFマウント用交換レンズをLマウント採用のカメラボディで使用するためのコンバーターです。MC-21を装着することで、SIGMA、ライカ、パナソニックのLマウントカメラおよびレンズ選択の自由度を高め、Lマウントシステムの拡張性を向上させます。
発売日:2019年4月19日(金)
希望小売価格(税別)SIGMA SA-L:12,500円 CANON EF-L:37,500円
*製品の外観、仕様などは変更することがあります。
SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21の製品ページはこちら
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/accessories/mount-converter/#mc-21
写真家・伊丹豪氏による写真作品を展示
SIGMAブースでは『SEIN Online』〈Scenery〉にも登場された写真家、伊丹豪氏の写真作品を展示。作品はすべてsd Quattro HのSFDモード(レンズは50mm F1.4 DG HSM|Art、70mm F2.8 DG MACRO | Art、85mm F1.4 DG HSM | Art、135mm F1.8 DG HSM|Artを使用)で撮影されたものです。
伊丹 豪|Go Itami
写真家。1976年、徳島県生まれ。2004年、第27回キヤノン写真新世紀佳作受賞。2015年、『this year’s model』で第27回「写真の会賞」(2015年)を受賞。写真集『study』『study / copy / print』『this year’s model』(RONDADE)、『MAZIME』(自費出版)をリリース。最新刊『photocopy』はほぼすべてSIGMA sd Quattro HとSIGMA dp3 Quattroで撮影された。
https://www.goitami.jp
CP+2019 SIGMAブースイベントステージ
SIGMA代表取締役社長 山木和人によるプレゼンテーションのもようをお伝えします。
SIGMA GLOBAL VISION全製品を展示
カメラやシネレンズを含むSIGMA GLOBAL VISION(2012年)以降に発表された全製品を展示しました。