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射出成形

[ plastic injection molding ]

カメラやレンズのパーツの製造に欠かすことのできない射出成形。原料となるプラスチックペレットをシリンダーの中で加熱し、回転するスクリューの圧力によって金型へと射出。冷却固化することでさまざまな樹脂製品を成形する。誤差±1/1000ミリメートル以下という高精度の射出を可能にしているのは治具や金型も内製している会津工場の生産技術の高さだ。

photo : Mizuho Tamaru

シグマ会津工場 塑性加工部 部長
白井広志

塑性加工部成形課で製造しているプラスチック部品は、気温や湿度といった環境の変化に影響を受けやすく、日々の管理が重要。四季がはっきりしていて気温の変化も大きい会津では、特にその管理が重要なポイントとなります。また、製造時には、設計に忠実な製造を行うべく、日々注意深く、慎重に、けれどもスピード感を持って仕事に取り組んでいます。設計者と製造現場の距離が近い会津工場は、製品の品質においても、製造を行う現場の者にとっても、非常に有益な環境だと感じています。

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